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2025.10.31

【半導体事業部】半導体と水

みなさん、こんにちは!

半導体事業部 熊本支店 Nです。

 

熊本県に台湾の半導体大手企業が進出しました。

 

進出先に熊本が選ばれた理由は半導体関連企業の多さや交通アクセスの良さは

もちろんですが、半導体生産に欠かせない「水資源」が豊富なことにあります。

 

北海道の千歳にも新しく半導体工場ができましたが

千歳も同様に「水資源」が豊富だとの事です。

 

では何故、半導体に水が必要なのでしょうか?

 

半導体チップを製造するにはシリコンウエハーというものに様々な加工を行います。

半導体製造では約10作業程の各製造プロセス間に洗浄・乾燥が行われるため

洗浄に使用するための「水」が大量に必要になります。

 

熊本地域は阿蘇山の火山活動などで地下水がたまりやすい地層となっていて

推計で琵琶湖の約1・6倍の貯水量があるのだそうです。

 

台湾では、2020年に台風が上陸せず雨量の減少で水資源が枯渇し翌年の2021年にも

深刻な水不足に悩まされ台湾での半導体製造に課題が生じたとの事でこのような理由から

台湾大手半導体企業が「水資源」が豊富な熊本に目をつけたと考えられます。

 

日本政府から受けられる巨額な支援だけではなく

「水資源」も熊本進出の大きな理由になっているとのことです。

 

ちなみに熊本市の水道水は地下水で

「熊本の水道水はミネラルウォーター」って言われているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊本支店がある大津町の水道水も地下水との事で

ミネラルウォーターと水道水を飲み比べてみましたが

やっぱり味はミネラルウォーターが美味しかったですが

水道水も普通に美味しかったです!

 

公式情報によると熊本の水道水は市販のミネラルウォーターと比較しても

ミネラル成分が豊富で栄養素もかなり優秀なのだそうですが

水道法の規定で最低限の塩素が入っているとの事でした。

 

熊本には馬刺しや辛子レンコンなど名物もありますが

【水】にも注目されてみてはいかがでしょうか!

 

最後まで御覧頂き有難う御座いました!!