こんにちは。
関西テクニカルセンター メディカル事業部のY・Gです。
メディカル事業部でエコー(超音波画像診断装置)を担当しております。
エコーについてよく知らない方が多いと思うので軽く紹介します!
超音波とは
・人間が聞くことのできる音の周波数(可聴音域)は、およそ20~20,000[Hz]。
一般にこれより周波数の高い音を超音波、低い音を超低音と呼びます。
この超音波を応用し診断しております。
超音波への応用
・音は固体や液体や気体といった媒質を伝わります。
・超音波は音なので、生体組織に伝わっていくことができます。
・生体はほとんどが水分なので、音の伝わる速度は、ほぼ水と同程度です。
・生体内には様々な組織(骨、臓器、血管等)があり、その組織によって音響特性が異なっています。
音は音響特性が異なる境界でその一部が反射するため、生体組織に超音波を送信して
音響特性が異なる境界からの反射エコー00ることができます。
・超音波を送信してから反射エコーが返ってくるまでの時間を計測することで、
体表から組織の境界までの距離を知ることができます。
これらの情報をもとに画像をつくりだしています。
わかりやすい例だと、胎児のエコー写真です!
胎内や胎児の骨、組織の音響特性が違うため胎児のシルエットが形成されます。
長々と紹介させていただきましたが、もっと奥が深いので興味がある方は是非ご応募ください!