北日本システムのY.Tです!
さっそくですが、みなさんIoTしてますか??
って、そもそもIoTという言葉って普段使わないですよね・・・。
IoT=「モノのインターネット」と呼ばれていて、実は皆さんの生活にも溶け込んでいます。
例えばエアコンも自宅外から操作できたり、動きを感知して、スマホにお知らせが届いたりと。
IoTは製造業や農業、建築業、小売業と様々な産業で使われています。
そんなIoT、実は弊社でも実験的ではありますが開発してまして、
今日は無線通信に関する話題。
良く知られる無線通信でWi-Fi(2.4GHz/5GHz)がありますが、
これはインターネットや大容量の通信を行うのに適した通信規格になります。
IoTでもWi-Fiは使えますが、モノとモノを通信をするのに通信距離が長ければ長いほうが良いケースがあります。
Wi-Fiは障害物がなく屋外であれば500mと言われていますが、実際には100mも届けば良い方です。
それを克服するのが、「LoRa」という通信規格です。
屋外で障害物が無ければ、最大15kmも離れたデバイスと通信ができます。
ということで実験です。
LoRa通信ができるモジュールを2台用意しました。
画面に表示されるRSSI値がゼロに近いほど電波状況が良いということになります。
この片方もって、どこまで通信できるか検証してみましょう。
ルートマップは以下の通りで、事務所からの距離も書いてみました。
まずは「文ちゃんうどん」がある仙台で観光するならぜひ来ていただきたい「壱弐参(いろは)横丁」入口
RSSI値が -94 dBm なので、まずまず通信が途切れない程度。
続いて、、、
順番に全部書いていくと、ちょっとしんどいので割愛。
百貨店の藤崎付近の「一番スクウェア」は・・・。おっ!壱弐参(いろは)横丁と同じくらいで、RSSI値 -96dBm ですね。
距離で言うと70m違います。ここはアーケードになっているので障害物だらけです。
さて、最後にJRあおば通駅の付近は・・・
こちらもそこまで大きく変わらず、RSSI値 -100dBm !!
横に障害物がなくというところでしょうか。
ということで、それなりに外でも通信できることが確認できましたね。
こんな開発してみたいという方。
ヒューマンウェイブという選択肢もありますよ。